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2026.06.19

観光情報

甲府七夕祭りへ行こう!開催場所と70年以上の歴史を紹介

戦後の復興と平和への祈りから始まった甲府七夕祭りは、70年以上の歴史がある地元で愛され続けるお祭りです。お祭りの誕生に秘められた歴史や、美しい吹き流しが彩る商店街、美味しい屋台が集まるエリアなど、甲府七夕祭りへのアクセス方法をご紹介します。当日の散策がもっと楽しくなりますように!ぜひ、お出かけ前の参考にしてみてください。

甲府七夕祭りの歴史と誕生のきっかけ

甲府の夏を美しく彩る甲府七夕祭り。実は、このお祭りに、街の歴史と深く結びついた特別なストーリーがあるのをご存じでしょうか。お祭りが始まったきっかけや、そこに込められた温かい想いについてご紹介します。

戦後の甲府空襲と復興への歩み

1945年(昭和20年)7月6日の深夜から7日の未明にかけて、甲府の街は大きな空襲に遭いました。この空襲は、日付にちなんで「七夕空襲」とも呼ばれています。美しい城下町だった甲府のほとんどが、この一夜にして失われてしまいました。

とても悲しい出来事でしたが、甲府の人々は決して諦めませんでした。焼け野原になってしまった街をもう一度元気にしたい、みんなで手を取り合って立ち上がろうという強い気持ちから、復興への歩みが始まりました。その力強い一歩が、今のお祭りへとつながっています。

1950年から始まったお祭りの歴史

空襲から5年が経った1950年(昭和25年)、街の復興のシンボルとして始まったのが「甲府七夕祭り」です。暗く沈みがちだった街に、色鮮やかな七夕飾りを掲げることで、人々の心に希望の光を灯しました。それから70年以上の長い間、地域の夏の風物詩として大切に受け継がれています。

これまでの歩みを年表にまとめました。

年代・年出来事
1945年(昭和20年)7月甲府空襲(七夕空襲)が発生し、市街地が大きな被害を受けました。
1950年(昭和25年)復興の旗印として「甲府七夕祭り」が始まりました。
現在70年以上の歴史を誇る、甲府の夏を代表するお祭りとして親しまれています。

平和への祈りを込めた七夕のイベント

甲府七夕祭りには、空襲の被害に遭われた方々への祈りや、これからの平和への願いが深く込められています。

七夕(たなばた)は、毎年7月7日に行われる日本の伝統行事です。

天の川をはさんで離ればなれになった彦星(ひこぼし)と織姫(おりひめ)が、年に一度だけ会えるという中国の伝説がもとになっています。

七夕には、短冊に願いごとを書いて笹竹に飾ったり、折り紙で作った七夕飾りを飾ったりして、願いが叶うように祈ります。お祭りの期間中には、来場した皆さんが願いを込めて短冊を飾れるエリアが用意されたりします。色とりどりの飾りが揺れる様子を見つめながら、平和の尊さを改めて感じる大切な時間になっています。

甲府七夕祭りの開催場所と会場ごとの魅力

甲府七夕祭りは、甲府の商店街が立ち並ぶ春日通りや銀座通りが華やかなお祭りムードに包まれます。いくつかのエリアに分かれて開催されるため、場所ごとに異なる楽しみ方ができるのが大きな魅力です。

開催概要

項目詳細
開催期間2026年7月4日(土)~7月7日(火)
開催時間10:00~22:00
※6日(月)・7日(火)は、21:00まで
開催場所【メイン】銀座通り・春日通り
【サブ】オリオン通り商店街
【ステージ】舞鶴城公園南芝生広場

地元グルメが味わえる屋台やキッチンカーエリア

お祭りに欠かせないのが、美味しいグルメです。甲府七夕祭りでは、いくつかのエリアに分かれてたくさんの屋台やキッチンカーが集まります。

ステージ会場となる舞鶴城公園南芝生広場では、ステージイベントを楽しみながら、キッチンカーのグルメや冷たいビールを味わえます。また、メイン会場の銀座通りには昔ながらの屋台がずらりと出店し、お祭りならではの活気ある雰囲気を楽しめます。かすがも〜る(春日通り)にも多くのキッチンカーが並び、バラエティ豊かなメニューが揃います。

美しい吹き流しが彩る商店街エリア

(引用:甲府市 公式Instagramより)

甲府中央商店街の各エリアでは、色鮮やかな七夕飾りが街を彩ります。特に銀座通りには、天井から吊り下げられた大きな吹き流しが風に揺れ、歩くだけで心が弾むような景色が広がります。オリオン通りにも、涼しげな七夕飾りが登場します。それぞれの商店街が工夫を凝らした飾り付けをしているので、ゆっくりとお散歩しながらお気に入りを見つけてみてください。

会場へのアクセスと駐車場の情報

会場へのアクセスと駐車場の情報についてご紹介します。会場へお出かけする前に、アクセス方法を確認しておくと安心です。甲府七夕祭りの会場は、駅から歩いて行ける便利な場所にあります。

電車を利用する場合は、JR甲府駅が最寄り駅となります。駅から会場までは徒歩で約15分とアクセスしやすいため、公共交通機関の利用が便利です。お車でお越しの場合は、中央自動車道の甲府南インターチェンジから約20分で到着します。お祭り専用の駐車場は用意されていないため、お近くの有料駐車場を利用するのがおすすめです。

アクセスと駐車場の基本情報を表にまとめました。

項目詳細内容
最寄り駅JR中央本線「甲府駅」(南口から徒歩約15分)
車でのアクセス中央自動車道「甲府南IC」から約20分
駐車場専用駐車場なし(近隣のコインパーキングなどを利用)
交通規制お祭り期間中は周辺道路で車両通行止めなどの規制あり

詳しいお祭りの日程や会場のマップは、甲府市観光協会公式サイトや、甲府商工会議所公式サイトで紹介されています。お出かけの際は、事前に最新情報を確認してみてください。

甲府七夕祭りをより楽しむポイント!

お祭りの背景やちょっとした豆知識を知っていると、いつものお祭りがもっと味わい深くなります。甲府七夕祭りをさらに楽しむための、素敵なポイントをご紹介します。

唱歌「たなばたさま」のヒミツ

「ささの葉 さらさら のきばに ゆれる」という、誰もが一度は歌ったことのある有名な唱歌「たなばたさま」。実は、この美しい歌詞を作詞した権藤花代(ごんどう はなよ)さんは、山梨県の出身です。現在の韮崎市で生まれた権藤さんは、地元の学校を卒業した後に小学校の先生として働きながら、たくさんの温かい童謡を残しました。

甲府七夕祭りで風に揺れる色鮮やかな吹き流しを眺めていると、まるでこの歌のメロディが聞こえてくるかのような、どこか懐かしく優しい気持ちになります。山梨の自然や風土が育んだ名曲のルーツに思いを馳せながら、お祭りの会場をゆっくり歩いてみるのも素敵な過ごし方です。

願いを込めて飾る笹の葉に短冊

七夕といえば、色とりどりの短冊に願い事を書いて笹の葉に飾るのが定番の楽しみ方です。何気なく選んでいる短冊の色ですが、実はそれぞれの色に異なる意味が込められていることをご存じでしょうか。中国の古い思想である「五行説」に由来する5つの色(五色)には、それぞれ次のような意味があります。

短冊の色込められた意味や願い事の例
緑(青)相手を思いやる心(思いやりや感謝の願いなど)
親や先祖への感謝、礼儀(お世話になっている人への感謝など)
人間関係を良くする、信頼(友達を大切にする、約束を守る願いなど)
ルールを守る、義務を果たす(決めたことをやり遂げる願いなど)
紫(黒)学業の向上、知恵を磨く(勉強や仕事での目標達成など)

甲府七夕祭りの会場にも、自由に短冊を飾ることができるエリアが用意されています。自分の心にぴったり合う色の短冊を選んで、大切な願いをそっと書き込んでみてください。色に込められた意味を意識しながら願い事を書くと、いつもより少し特別な気持ちで七夕を過ごせるかもしれません。

お祭り気分を盛り上げる屋台グルメ

お祭りのもう一つの主役といえば、美味しい屋台グルメです。甲府七夕祭りでは、定番の焼きそばやたこ焼き、かき氷はもちろん、地元ならではの味わいを楽しめる屋台やキッチンカーもたくさん並びます。

特に人気を集めるのが、甲府のソウルフードである「甲府鳥もつ煮」です。甘辛い醤油ダレで照りよく煮込まれたレバーや砂肝は、一度食べるとクセになる美味しさです。また、山梨県産のフルーツを使った冷たいスイーツや、地元のクラフトビールが味わえるエリアも登場し、大人から子どもまで笑顔になれる美味しいものが揃っています。お気に入りのグルメを片手に、賑やかなお祭りの雰囲気を存分に満喫してみてください。

周辺の立ち寄りおすすめスポット!

小江戸甲府 花小路

甲府七夕祭りの会場からほど近い小江戸甲府花小路は、お祭り散策の途中に気軽に立ち寄れるおすすめスポットです。ステージイベントが行われる舞鶴城公園南広場や、七夕飾りで彩られる春日通り・銀座通りからもアクセスしやすく、ひと休みにぴったり♪

小江戸の町並みを再現した風情あるエリアには、カフェや甘味処、山梨グルメを楽しめるお店が並びます。エリア内にあるショップ「旬甘堂」では、夏になると、山梨県産の桃を使ったかき氷やスイーツを味わえます!お祭り歩きで火照った体をひんやり癒してくれる、おすすめのスイーツです♪

(引用:旬甘堂 公式Instagramより)

NEW SHOP!ーBRAND NEW DAY COFFEE 甲府花小路店ー

5月24日(日)に、BRAND NEW DAY COFFEE 甲府花小路店が2FエリアにNEW オープンしました!タイル張りのおしゃれな空間で、こだわりのスペシャルティコーヒーや焼きたての映えクロワッサンを味わいながら、ひと休みできるカフェです。風情ある町並みを眺めながら過ごす時間は、お祭り散策の合間の癒やしのひとときに。

七夕飾りを眺めながら街歩きを楽しむ途中に、ぜひ小江戸甲府花小路へ。情緒あふれる町並みと山梨ならではの旬の味覚が、お祭りのひとときをさらに彩ってくれます。

まとめ

戦後の復興と平和への願いを込めて1950年に始まった甲府七夕祭り。70年以上の歴史を重ねた今も、色鮮やかな吹き流しや七夕飾りが甲府の商店街を華やかに彩り、多くの人々でにぎわいます。

七夕の伝説に思いをはせながら、短冊に願いごとを書いて笹に飾れば、星空に願いが届くような気持に・・・。 お祭り期間中は、地元グルメや屋台も並び、子どもから大人まで楽しめる温かな雰囲気に包まれます。

七夕飾りを眺めながら、復興への願いと人々の絆、そして織姫と彦星の物語が紡ぐ夏の風情を感じてみませんか。笑顔あふれる甲府の夏のひとときが、きっと素敵な思い出になりますように☆

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